車で街や郊外を走っていると、視界に飛び込んでくる大きな広告看板。それが「野立て看板」です。
でも、「本当に効果があるの?」「設置にはどんな手続きが必要?」「大変なのでは?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、初めて野立て看板を出す方に向けて、 野立て看板の効果や設置の方法からメンテナンスまで、詳しくご紹介します。
野立て看板とは?
野立て看板とは、店舗とは別の場所―たとえば道路沿いや交差点、線路沿いなどに設置される大型の屋外広告のことです。
店舗自体に設置する看板と違い、広い範囲に訴求できるのが大きな特徴です。ビルの屋上や壁面、交差点などの目立つところに設置するので、多くの人に見てもらうことができます。

■ 野立て看板の主な役割
1.店舗誘導
目的地までのルートを案内することで、スムーズな来店を促します。
2.事前告知
目的地より離れたエリアで店や施設の存在を知らせ、立ち寄りのきっかけを作ります。
3.広域への認知展開
地元以外のエリアにも設置することで情報を届け、商圏の拡大を図ります。
■ 野立て看板の効果
1.メモリーインプット効果
通勤・通学など、日常的な生活動線上で繰り返し目に入ることで、情報が記憶に定着しやすくなります。
2.複数設置で知名度UP
同エリアに複数(3基以上)設置することで、店舗の集中出店により知名度を一気に高める「ドミナント戦略」と同様の効果が得られます。

3.衝動的な購買意欲の喚起
急な興味・必要性を刺激し、立ち寄りや購入などの“行動”につながりやすくなります。

4.信頼感の向上
人の目に触れる回数が多くなることで、企業・サービスへの信頼が高まりやすくなります。
5.競合対策
ライバル店の周辺に設置することで、比較検討の場面で自社への誘導効果を持たせることができます。
成果につながる野立て看板の設計ポイント
野立て看板は、ただ「目立てばいい」わけではありません。成果につなげるには、設置前の戦略設計がカギを握ります。
1.ターゲット像を明確にする
まず大事なのは「どんな人に知ってもらいたいか、どんな人に来てほしいか」を明確にすることです。
新規顧客の獲得であれ、店舗への誘導であれ、そこがブレると届けたい人に届かなくなってしまいます。
2.目的を設定する
ターゲットが明確になったら、看板を立てる目的を突き詰めていきましょう。
【野立て看板の主な目的】
①新規開店時の認知+集客
②店舗への誘導
③自社商圏外への顧客拡大
④自社または商品のブランディング
これらを考えることで、看板の内容や設置場所、デザインを絞り込め、効果の高い看板広告を作っていくことに繋がります。
メイク広告(株)で野立て看板を設置させていただく場合、以下のようなステップを踏みます。
1.ヒアリング・調査
マーケティング専門の営業担当がターゲット層やエリア、集客の悩みなどを詳しくヒアリングします。
↓
2.ご提案&お見積り
交通量や渋滞時間、人口分布などのデータや、これまで培ってきた集客ノウハウを駆使して設置場所や広告タイプなどの具体的な提案を行います。
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3.ご契約
ご納得いただける場所やプランが決まれば契約となります。
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4.看板のデザイン・製作・施工
専属の看板デザイナーによるデザイン、自社での製作、そして設置を行います。

許可が無いと設置できない野立て看板
野立て看板や広告看板は屋外広告物法で認められた登録業者でないと設置できません。
自治体によって条件は違いますが、各都道府県知事の許可を取らないと設置できません。
場所によって設置できる看板の大きさも違い、看板の種類によって許可期間も定められています。
専門業者に頼むのが安心
設置場所の選定や申請書類の準備など、やるべきことは盛りだくさんです。
だからこそ専門業者を頼ってほしいと思っています。
私たちメイク広告(株)はお客様の求めている条件に合わせて設置場所を提案するのはもちろん、デザイン、製作、設置までワンストップで行っています。
お客様によってお悩みや、看板広告に求めるものは違いますが、細かいところまで寄り添った広告提案ができることが私たちの強みです!
野立て看板のデザインのポイント
野立て看板は、設置場所だけでなく「デザインのわかりやすさ」も成果に直結します。
走行中のドライバーが看板を視認できる時間は、3秒以下と言われています。特に道路沿いに設置される看板は一瞬で目に入る情報設計が求められます。
野立て看板のデザインのポイントをご紹介します。
①情報量を絞る
文字が多い看板は読み切れずに終わってしまう可能性があります。情報は以下のように3要素以内に絞るのが理想的です。
・店名またはサービス名
・簡潔なキャッチコピーまたは特徴
・電話番号やQRコードなどの行動導線
伝えたいことを明確にし、読み手に負担をかけない情報量に抑えることで、記憶にも残りやすくなります。
②おしゃれなデザインでも視認性を損なわない工夫が必要
近年ではスタイリッシュな看板デザインが好まれる傾向にありますが、見た目だけを重視すると、肝心の情報が伝わらない恐れがあります。
デザイン性を維持しながらも、以下のポイントを守る必要があります。
・太く見やすい書体を使う
・背景と文字の色にしっかりとコントラストをつける
・写真やイラストはできるだけ1つに絞り、要素を整理する
③夜間も目立たせるなら照明などの工夫が有効
夜間の視認性を確保するには、照明や反射材などの工夫が効果的です。
たとえば、LED照明やソーラーライトを使って看板を明るく照らしたり、反射シートを使って車のライトに反応させることで、暗い時間帯でも情報を伝えやすくなります。
とくに夜間の交通量が多い道路や、遅くまで営業している店舗では、こうした対策が集客に影響します。
設置後のメンテナンスも重要
屋外にある看板は、雨風や紫外線に常にさらされるため、経年劣化が避けられません。
基本的に高い場所に設置されていることが多いので、放って置くと落下や破損が起こる可能性もあります。
大きな事故を防ぐためにもメンテナンスは必要です。
メイク広告(株)では、アフターフォローまで行っているのでご安心ください。
看板で集客したいなら「専門業者への相談」が第一歩
野立て看板は、単なる目印ではなく「戦略的な広告ツール」として活用できる手段です。
野立て看板は、ただ設置するだけでは効果が出ません。ターゲット設定、設置場所、デザイン、許可手続き、メンテナンスまで含めたトータル設計が必要です。
お客様にとってベストなご提案を行うために、丁寧な打ち合わせでポイントを明確化させることが私たちの最初の仕事です。
ご相談は無料で承っておりますので、看板の導入やリニューアルを検討中の方はあればお気軽に ご相談ください。
